らんぽく 苔の郷

2020/8/6
暑い日が続きます。スギゴケの水管理

連日、暑い日が続きます。スギゴケには厳しい環境となっております。
スギゴケは、仮根より新芽が生えてきます。この仮根は乾燥に弱く、乾燥が続くと仮根が枯れ新芽が生えなくなり衰退して行きます。
スギゴケは水分が少なくなると、葉の部分が閉じてきます最初はまだ緑の色がありますが、更に乾燥してきますと茶色くなってきます。水やりのタイミングはこの茶色になるまでに水やりを行いましょう。苔は気温の高いときに水やりを行うと蒸れるなどの障害があると言われますが、スギゴケに関してはいつでも水やりOKです。しかし水分を長く維持するためには、気温が下がる夕方にたっぷり与えることが効率が良いのではないでしょうか。状況を見て日中でも水やりをして下さい。
また、移植後のスギゴケは乾燥は禁物です。移植後1ヶ月くらいは水管理を徹底して下さい。

水分不足で枯れたようになっている


水を与えた状態