らんぽく 苔の郷

2020/5/8
スギゴケ育成状況(東京)

先日、東京都中野区のみどり屋 小林様から今年の2月14日にらんぽく苔の郷のウマスギゴケ苗を移植した、渋谷区の不動堂様の前庭の写真を受け取りました。気温も上がり新芽が全体に伸び「みどりの絨毯」になっていました。
このお庭は施主様が苔に興味があり、スナゴケやホソバオキナゴケを移植されていました。昨年の台風で大雨となりスナゴケなどが被害を受けました。そこで再度スナゴケを移植されていましたが、お堂の前側にスギゴケを移植したいと、みどり屋小林様に依頼があり、当店のウマスギゴケ苗を利用頂きました。
施工には私たち(土田・熊倉)もお手伝いをさせて頂きました。
スギゴケ苗の高さを考慮し、8~10cm程度基盤土を除去し、その上に苔用目土赤(粗)を2cm程度敷きつめ水分保持効果を高めました。その上にスギゴケ苗を施工いたしました。施工後の管理は水やりを朝夕にたっぷり行いました。途中から自動灌水装置に切り替えました。
3月頃は気温も上がらず、大きな変化見られませんでした。しかし、4月後半から気温も上がり新芽が一気に発芽してきました。一部まだ出そろっていない箇所もありますが、新芽が確認できますのでこれからみどりに変わってくることでしょう。
今後は気温が上昇しますので、床土が乾かない程度に水管理ができればOKでしょう!!水を与えすぎると徒長が進み弱い茎になるため注意です!
今後が非常に楽しみです。

施工状況(2020.2.14)


3月状況


4月状況


5月状況